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クレペリン検査の練習問題(無料)四訂版前期

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クレペリン検査は集中力と作業曲線を測る心理検査

クレペリン検査は、ドイツの精神科医エミール・クレペリンが考案した心理検査です。日本では内田勇三郎によって改良され、現在では広く用いられています。

一桁の数字を足し続けるという単純な作業を一定時間行い、その結果から集中力や作業曲線(時間の経過とともに作業効率がどのように変化するか)を測ります。

評価項目

・作業量:一定時間内に処理した数字の個数
・作業速度:1分間に処理した数字の個数
・集中力:時間経過による作業速度の変化
・持続力:検査全体を通しての作業速度の維持
・疲労度:時間経過による作業速度の低下
・作業曲線:時間経過による作業速度の変化のグラフ

活用例

・採用活動:仕事に対する集中力や持続力などを測る
・適性検査:特定の仕事に向いているかどうかを判断
・キャリアカウンセリング:自分の強みや弱みを把握
・教育現場:生徒の集中力や学習意欲を測定
・医療現場:認知症や発達障害の診断

クレペリン検査の練習問題(四訂版)の使い方

クレペリン検査は前期と後期に分かれ、それぞれ横に1行=116個の数字が並んでいます。

隣り合った数を加え、1位の数だけ2数の間に書いていきます。

 

 

 

 

 

 

 

1行の制限時間は1分、合図で次の行の計算に移ります。

15行、15分で前期は終了です。キッチンタイマーがあると便利です。

そして、5分の休憩後、前期と同じ要領で後期の問題を行います。

実際のクレペリン検査用紙は、横の長さが60cm以上あります。

一般のプリンターでは印刷できませんので、A4横サイズで作成しています。

クレペリン検査問題の規則性

実際のクレペリン検査問題に近づけるために、次の3点に注意しました。

・0、1、2の数字は使われていない。
・同じ数字が隣り合わない。
・「3 5 3」のように、同じ数字が1つおきに並ばない。

その他、実際のクレペリン検査の問題では、5数字ごとに、答えの1つが10以下になっていたり、5数字ごとに、答えの1つが15以下になっています。

作業曲線が書ける表も作りました。

アナログ作業になりますが、切り取ってつなげてください。

問題は16行ありますが(実際は15行)、1行は事前練習用です。

練習問題は、PDF形式になっています。ダウンロードして使用してください。

クレペリン検査の練習問題(無料)四訂版前期>>>kraepelin4a.pdf

四訂版前期作業曲線作成表>>>kraepelin4aa.pdf

後期の問題はこちらです。>>>クレペリン検査の練習問題(無料)四訂版後期

それでは健闘を祈ります。

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