カタカナ語 | 英語 | ビジネスでの意味 |
アサイン | assign | 任命する、割り当てる、指定する 「今度のプロジェクトに君をアサインするから」 |
アジェンダ | agenda | 議題、議事日程、行動計画、日程表 「今日の会議のアジェンダは何だったけ」 |
アテンド | attend | 世話をする、接待する、案内する 「お客様のアテンドは君にまかすから」 |
イシュー | issue | 論点、課題、問題点 「もっとイシューを特定しないとだめだよ!」 |
イニシアチブ | initiative | 主導権 「この件に関しては君がイニシアチブをとってね」 |
インセンティブ | incentive | やる気や意欲を引き出すための刺激や報奨金 「来期より我が社はインセンティブ制度を導入する予定です」 |
エージェント | agent | 代理人、仲介人 「その件はエージェントを通してください」 |
エビデンス | evidence | 証拠 「契約書はエビデンスになるから取り忘れないでよ」 |
オブザーバー | observer | 立会人 「こちらがオブザーバーの山田さんです」 |
オンスケ | on schedule | オン・スケジュールの略、作業や計画がスケジュール通りに進んでいる 「今回のプロジェクトはオンスケです」 |
コンセンサス | consensus | 複数人の意見の一致や合意 「今日の会議はコンセンサス方式で行います」 |
サマる | summary+する | summary=要約、要約する、まとめる 「この前の議事録をサマっといて」 |
シュリンク | shrink | 縮小する、減る、データを圧縮する 「○○業界のマーケットがシュリンクしている」 |
スキーム | scheme | 計画を伴う枠組み、枠組みを持つ計画 ビジネススキーム=商品開発や設計、マーケッティングや営業といった戦略を含めた全体的な枠組み。 スキームは本来「企て」「陰謀」といった意味があるので注意。 |
ストラテジー | strategy | 長期的戦略、経営戦略 タクティクス(tactics)=戦術 「ストラテジーがないからいつも失敗するんだよ」 |
ゼロベース | zero base | 物事を最初からやりなおすこと ゼロベース思考=先入観にとらわれることなく問題点を考えるための姿勢 「予算編成をゼロベースで見直すつもりだ」 |
ソリューション | solution | 解決策 「我が社は様々なソリューションを提供しています」 |
バジェット | budget | 予算、経費、低予算の トラベルバジェット=旅行の予算 バジェットトラベル=低予算の旅行 |
パラレル | parallel | 同時進行、平行、並列 「両方の案件をパラレルに進めましょう」 「両方の案件をパラで進めて!」 |
パワーランチ | power lunch | 昼ご飯を食べながら行う会議やミーティング 「明日のミーティングはパワーランチだって」 |
フィックス | fix | 最終決定 「これをフィックス事項とします」 |
プライオリティ | priority | 優先順位、優先権 「プライオリティの高い順に処理をしてね」 |
プレゼンス | presence | 存在、存在感 「○○国の軍事(経済・政治)プレゼンスが高まっている」 「今日の会議、部長のプレゼンスがあってよかったです」 (注)プレゼンスには相手を揶揄(やゆ)する意味合いがある。 |
ベンダー | vendor | 販売者、売り手 製造者=メーカー 消費者=ユーザー ベンダーマシン=自動販売機 |
ベンチマーキング | benchmarking | 優良な他社のやり方・手法を手本し自社の経営を改善していく手法 |
ベンチャー | venture | 革新的な ベンチャー企業=革新的なアイディアや技術をもとに、新しい形態のビジネスを展開する中・小企業。 ベンチャーキャピタル=ベンチャー企業に対してハイリターンをねらった投資を行う投資ファンド(投資会社) |
ペンディング | pending | 保留、先送り 「その件はベンディングしようよ」 |
マーチャンダイジング | merchandising | 消費者に商品を買ってもらうための戦略 消費者が要求する「適正な商品」を「適正な時期」に「適正な場所」「適正な量」「適正な価格」で提供するための活動。 |
マター | matter | 担当者 「その件は山田さんマターです」 「その件は営業部長マターです」 「忘年会の幹事は山田マターでよろしく」 |
リードタイム | lead time | 所要時間 開発リードタイム=企画・立案に必要な期間 調達リードタイム=部品などの調達に必要な時間 生産リードタイム=製造開始から完了までに必要な時間 配送リードタイム=製品を納品するまでに必要な時間 発注リードタイム=発注してから納品されるまでの所要時間 |
リテラシー | literacy | 情報を正しく理解・分析し活用する能力 「君はコンピューターリテラシーが高いねぇ」 |
2018年注目のカタカナ語「アンリトンルール」
アンリトンルール(unwritten rules):不文律、暗黙の了解
2018年、夏の甲子園で、ある高校の投手が、マウンドで必要以上にガッツポーズをしてしまったため、審判から注意されるという事態が起こった。
相手打者に配慮し、打者に背を向けてガッツポーズをとるのは、ごく普通になってきているが、投手は、大きなガッツポーズをして雄叫びを上げたのが球審の不興を買ったようだ。
ビデオで確認すると、投手は、ホームに向かって天を仰いでいで叫んでいる。
スポニチが、球審が注意したことについて、日本高校野球連盟(高野連)に取材している。
それによると・・・
日本高校野球連盟(高野連)の竹中雅彦事務局長は「大会本部からは何も言っていない。審判独自の判断で注意したのでしょう」と話した。
そして「全国大会の甲子園でやるのはどうか……。アンリトゥン・ルールというのもありますしね。国際大会ではやってはいけない行為」と付け加えた。
ルールブックには、「ガッツポーズ禁止」とは書かれていないが、「不文律・暗黙の了解」で、やってはいけない行為ということだ。
アンリトンルール、上司が使いそうですね。