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最低賃金ランキング【2022年版】5年間にいくら上がったの?

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毎年、10月1日から、だいたい10月8日の間に、各都道府県は、1時間あたりの最低賃金(時給)を発表します。

この記事では、各都道府県が、2017年から2022年の5年間にいくら最低賃金を上げたのか、最低賃金を高い方から並べるとどうなるか、などについて書いています。

 

都道府県別最低賃金一覧

都道府県名 最低賃金時間額【円】 増加額
2017年 2022年
北海道 810 920 110
青森 738 853 115
岩手 738 854 116
宮城 772 883 111
秋田 738 853 115
山形 739 854 115
福島 748 858 110
茨城 796 911 115
栃木 800 913 113
群馬 783 895 112
埼玉 871 987 116
千葉 868 984 116
東京 958 1072 114
神奈川 956 1071 115
新潟 778 890 112
富山 795 908 113
石川 781 891 110
福井 778 888 110
山梨 784 898 114
長野 795 908 113
岐阜 800 910 110
静岡 832 944 112
愛知 871 986 115
三重 820 933 113
滋賀 813 927 114
京都 856 968 112
大阪 909 1023 114
兵庫 844 960 116
奈良 786 896 110
和歌山 777 889 112
鳥取 738 854 116
島根 740 857 117
岡山 781 892 111
広島 818 930 112
山口 777 888 111
徳島 740 855 115
香川 766 878 112
愛媛 739 853 114
高知 737 853 116
福岡 789 900 111
佐賀 737 853 116
長崎 737 853 116
熊本 737 853 116
大分 737 854 117
宮崎 737 853 116
鹿児島 737 853 116
沖縄 737 853 116
全国加重
平均額
848 961

 

最低賃金ランキング

都道府県名 最低賃金時間額【円】 増加額
2017年 2022年
東京 958 1072 114
神奈川 956 1071 115
大阪 909 1023 114
埼玉 871 987 116
愛知 871 986 115
千葉 868 984 116
京都 856 968 112
兵庫 844 960 116
静岡 832 944 112
三重 820 933 113
広島 818 930 112
滋賀 813 927 114
北海道 810 920 110
栃木 800 913 113
茨城 796 911 115
岐阜 800 910 115
富山 795 908 113
長野 795 908 113
福岡 789 900 111
山梨 784 898 114
奈良 786 896 110
群馬 783 895 112
岡山 781 892 111
石川 781 891 110
新潟 778 890 112
和歌山 777 889 112
福井 778 888 110
山口 777 888 111
宮城 772 883 111
香川 766 878 112
福島 748 858 110
島根 740 857 117
徳島 740 855 115
岩手 738 854 116
山形 739 854 115
鳥取 738 854 116
大分 737 854 117
青森 738 853 115
秋田 738 853 115
愛媛 739 853 114
高知 737 853 116
佐賀 737 853 116
長崎 737 853 116
熊本 737 853 116
宮崎 737 853 116
鹿児島 737 853 116
沖縄 737 853 116
全国加重
平均額
848 961

 

特定(産業別)最低賃金もチェックしよう

特定(産業別)最低賃金とは、上記の「地域別最低賃金」とは別に、特定の産業について設定されている最低賃金です。

例えば、北海道を例にとると、下記のように設定されています。

産業名 時間額 発効年月日
処理牛乳・乳飲料、乳製品、糖類製造業 954円 令和4(2022).12.01
鉄鋼業 1000円 令和4(2022).12.01
電子部品・デバイス・電子回路、電気機械器具、
情報通信機械器具製造業
955円 令和4(2022).12.01
船舶製造・修理業、船体ブロック製造業 948円 令和4(2022).12.01

2022年10月に設定された北海道の地域別最低賃金は「920円」 です。しかし、特定の産業に限っては、920円を上まわっています。

よって、北海道の場合、上記の産業に従事するときは、上記の時間給が適用されます。特定(産業別)最低賃金は、地域別最低賃金より高く設定することで、北海道の特色ある産業の魅力などを高めることが目的です。

 

もう一例として東京都の特定(産業別)最低賃金みてみましょう。

産業名 時間額 発効年月日
鉄鋼業 871円 平成26(2014).03.23
はん用機械器具、生産用機械器具製造業 832円 平成22(2010).12.31
業務用機械器具、電気機械器具、情報通信機械器具、
時計・同部分品、眼鏡製造業
829円 平成22(2010).12.31
自動車・同附属品製造業、船舶製造・修理業,舶用機関製造業、
航空機・同附属品製造業
838円 平成24(2012).02.18

東京都の場合、平成26(2014)年から改定されていません。よって、上記の産業に従事するときは、地域別最低賃金が適用されます。つまり、どの産業においても「1,072円」(2022年9月30日まで)が最低賃金になります。

各都道府県の「特定(産業別)最低賃金」は、こちらで確認できます。
>>地域別最低賃金の全国一覧(厚生労働省)

 

加重平均額とは

実際に働いている人の数を計算に反映させたものです。

2022年をみると、北海道と青森の最低賃金の単純平均額は、(920+853)÷2=886.5円です。

例えば、北海道のAコンビニでは10人、青森の同じAコンビニでは100人が働いているとします。

加重平均額は、(920×10+853×100)÷(10+100)=約859(円)になります。

北海道の10人は、加重平均額をみて単純平均より低いので、より920円の重みを感じるでしょう。

青森の100人は、北海道と青森の最低賃金の単純平均額が、地域別最低賃金を大きく下回りますが、加重平均額が地域別最低賃金に近いので、納得するかもしれません。

このように、単純平均では一方に偏ってしまうので、従業員の多い方にウエイトを加味した平均を加重平均と言います。

 

最低賃金(時給)の決め方

最低賃金は、厚生労働省の中央最低賃金審議会で議論され、引き上げ額の目安をまとめます。

中央最低賃金審議会から示される引上げ額の目安を参考にしながら、各都道府県の地方最低賃金審議会での地域の実情を踏まえた審議・答申を得た後、異議申出に関する手続きを経て、都道府県労働局長により決定されます。(引用:厚生労働省)

地域によって物価、平均所得、企業の賃金支払い能力などが異なるため、1978年以降は47都道府県をAからDまでの4ランクに分類しています。

そして、このランクごとの引き上げ目標額を政府が示し、各都道府県が独自の最低賃金を決めています。実際は目標額をそのまま前の最低賃金に上乗せする都道府県がほとんどです。

 

ランク 都道府県
埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、大阪
茨城、栃木、富山、山梨、長野、静岡、三重、滋賀、京都、兵庫、広島
北海道、宮城、群馬、新潟、石川、福井、岐阜、奈良、和歌山、岡山、山口、徳島、香川、福岡
青森、岩手、秋田、山形、福島、鳥取、島根、愛媛、高知、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄

 

追記:【2023年】最低賃金のランク見直し

2023年4月6日、厚生労働省は、最低賃金の引き上げの目安を示すランクを4区分から3区分に見直すことを決めました。

最低賃金のランク見直し案
ランク 都道府県
埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、大阪
北海道、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、新潟、富山、石川、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、三重、滋賀、京都、兵庫、奈良、和歌山、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、福岡
青森、岩手、秋田、山形、鳥取、高知、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄

 

AランクとBランクで、全労働者の9割を占めることになります。政府は、Bを大幅に拡大することで、Bランクの水準を上げ、最低賃金の地域間格差の縮小につなげるとしています。

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